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103　FOOD&TIME ISETAN YOKOHAMA

大型製材機がまだない時代、職人が手斧（ちょうな）を使い丸太から削り出したハンドヒューンビーム。納屋の外壁材として使用され、雨や風、太陽の日差しにより浸食された深いエッジングを持つバーンボード。表面に残された荒々しさにそれぞれの歴史と過ぎ去りし時を感じる古材です。
ハンドヒューンビームの力強さを活かした太い柱 、バーンボードの深いエッジング、それら古材の個性に融合する繊細なタイルの目地。穏やかな古材の間接照明 の隣で コンクリートがすっきりと照り返すダウンライトのコントラスト。 異素材が強く釣り合い、人々を包み込み安らぎを与える空間となりました。